切り立つ崖に囲まれた幽玄の湖、太平湖。
その湖畔に、隧道という線と、橋梁という点を繋いで、かつてレールが存在していた。
その名を、森吉森林鉄道といった。
われわれ3人の目的は、失われつつある痕跡を辿り、その全容を、解明することにある。
だが、目的の前に立ちはだかる障害は、大きかった。
自身2度目のチャレンジにして、なおも攻略適わなかった4号隧道。
なれば、もうひとつのチャレンジに、全てを託そう。
未知の領域を挟んで、4号隧道と対峙する一端…5号橋梁である。
湖を跨ぐ廃橋に、男たちが、命を賭ける!
いざ、最終ステージ!!

土沢へと移動
こうして、やっと我々が移動を開始したのは、14時15分過ぎだった。
そんな車中のBGMは、パタ氏が私のためにチョイスしてくれたと言う、“変な曲”。
そして、忘れられない歩渉点を脇に見つつ、大杉を通過。
林道終点の広場には、今回は工事車両の姿もなく、無人。
5号橋梁 攻略開始!
まずは、私から渡ろう。

秘密兵器 準備
そうなれば、一足先に見ておきたいのはもちろん隧道。| 当サイトは、皆様からの情報提供、資料提供をお待ちしております。 →情報・資料提供窓口 | |
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