走破レポート  「馬場目林道」 その2
2001.9.25


 2001年5月17日、南秋田郡五城目町から北秋田郡の上小阿仁村に越える馬場目林道の3度目の実走調査を実施した。
悪夢のような道を覚悟していた私だったが、実際には、砂利の快適な林道がそこにはあった。
やや、拍子抜け気味に峠に至った私は、勢い良く下りに入った。
<地図を表示する>


萩形ダム湖の景色
2001.5.17 時刻不明(記録なし…以下全て)
 峠を越えると今度は、萩形川の両岸の急峻な崖を、斜面に並行する感じで下ってゆく線形となる。
ここには県営ダム第一号の萩形ダムが稼動しており、萩形ダムが、蒼蒼とした水をたたえていた。
ダムを見下ろすベストショットは、馬場目林道から得られる。
すばらしい景色だ。
あぎゅ!
 オゥ!
ナンデスカコレハ?
ノォー!!
ぶみゃ!!
 ノーノーノ!!ベリーーィノーッ!
オゥーマイ ゴオーーッッド!!
げるぅーーーみゅ!!!
 ノーモアー
ノーモアー ハイ・ドウー
ノーゥ…

   うっ…うっ…
脱出!
 …それはひどい道でした。
峠から、馬場目林道終点の萩形林道分岐点までの3Km強は、完全に廃道でした。
それも、草生したと言うよりかは、苛烈な崩落に晒されています。
しかも何箇所も。
この時期、この県道はまだ冬季閉鎖中でした(実際まだ雪が残っていた。)ので、そのせいもあるかもしれません。
夏場は、ちゃんと復旧している可能性もあります。
でも、この日のこの道は、辛いものがありました。

 この地点には、にあったものとおんなじ文言の警告文がありました。(車止めは無し)
右の写真の、大型車通行止めも表示されてますが、自転車が通る事もままなりませんでしたよ…。

 それはそうと、この終点の地点は、まさに萩形地区探索の中枢で、萩形林道、小阿仁林道といった、いずれも極めて難渋な路線と接続しています。
この日の旅も、これが初めの1本に過ぎなかった事を付け加えておきましょう。
(そして、もっと辛い地獄へと落ちていったのだった…。)


   

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