現在まで未供用のままの県道102号線だが、既に基礎的な土木工事を終えていることを現地で知った。
しかも、それは自衛隊の手による大掛かりなもので、現地には立派な記念碑まで建立されている。
なぜ、工事は中断されたままになっているのだろう。
その答えを求め、大館市へと下る、最終回。
峠を越え大館市
これまでで最も大規模で、かつ高度のある切り通しである。
この下りは本当に急である。
これがその道だ。
板沢へ
広い土砂捨て場で道が分岐する。
嫌な光景ダー。
景色の変化は早い。
52号線との合流点には、再び林道板谷線の標柱が。大館鷹巣線は、大館市と鷹巣町を結ぶ総延長が21.1qの路線で、そのうち4.6qが交通不能となっています。
この区間は、昭和62年から平成2年にかけて、県が陸上自衛隊に依頼し暫定工事した区間です。
しかしながら、その後の公共事業見直し等の社会情勢の変化、周辺の国道・県道の整備による利便性の低下や、また崩れやすい地質など多大な工事費が予想されるため、本格的な改良工事の整備に着手できない状況となっています。
緊急に整備を必要とする他路線の進捗状況を見ながら、また整備手法の検討を行ってから、この路線の整備予定を立てたいと考えています。
ここが合流点だ。