はじめまして。 ヨッキれんさんと同い年1977年生まれの信州人です。
当方クルマが好きで、道が渋滞している時に抜け道として旧道を通ったりしていたせいか、国道の旧・廃道に興味があるのですが、旧道でググったところこちらのサイトがヒットして以来、見ごたえのある素晴らしいレポートの虜になってしまい、いつも楽しく拝見させて頂いています。
拝見したレポートの中で、国道113号の宇津峠で出てきた旧宇津トンネルが衝撃的で、雪溶けを待って4月24日に旧宇津トンネルへ行って来ました。
私も現地まで行って中に入らないで帰ってくるのは後悔しそうなので、飯豊側から中に入って小国側まで歩いて往復してきましたよ。
2017年4月24日現在の状況は下記の通りです。
・小国側のトンネル入口手前が他の方のコメのように材木置場になっていて、片側の欄干が落ちていた宇津橋は新しい欄干に付け替えられています。 また、材木置場にはプレハブ小屋があり、宇津橋にクルマも停めてあったので、人がいる予感で宇津橋からトンネル入口には進めずでした。
・飯豊側のトンネル入口はガードが甘くなっていて、バリケードがクルマ1台分の幅で中心が無くなっていて代わりにネットが張ってある状態でした。 (飯豊側はHI-ROAD氏のアメブロとほぼ同じ光景でした)
・2014年以降に投稿された一部のYouTubeでは中が飯豊側から小国側出口が見えずに塞がっているのか? という投稿がいくつかありましたが、2017年4月時点ではそんなことはなく、小国側からの日の明かりがちゃんと見えています。
・トンネル内部はヨッキれんさんが探索されてから14年の歳月が経っている事もあって、劣化が少なかった飯豊側でも入口側から照明の落下やひび割れが進んでいるように見受けられました。
・レポートでもphotoアップされていたトンネル中央部の路面の隆起ですが、私が想像していたよりも路面の盛り上がりが大きくてビックリしました。 1メートル近く隆起していて、添付した画像のように遠目で見ると、まるで内部にもバリケードの壁が立ちはだかっているかのようで驚きました。 14年前に探索された時も同じくらい隆起していたんでしょうか??
・路面の隆起はここだけにとどまらず、2/3くらい進んだあたりの飯豊町と小国町の境界を過ぎた所にもやや小規模な隆起があり、更にその先の鉱物採掘をした場所と思われる後付けの支保工がある手前にも大規模な隆起があります。 こちらの隆起も探索時にあったのでしょうか??
・後付けの支保工周辺の壁面は意外にも綺麗な状態でした。もしかしたら後に補修してあるかも知れませんね。
・後付けの支保工を過ぎるとレポート同様の酷い破損&水漏れからのプニプニに変形したコンクリートを見る事が見る事が出来ましたが、劣化も進行しているようで、亀裂の中から見えていた毒々しいオレンジ色の“何か”も今では中から出て垂れ下がっていましたよ。明らかに人口物で触ってみたらゴムかシリコンのような感じのような板状のものでした。おそらくひび割れを補修する際に中へ入れてたものでしょうね。
長文になってしまい、申し訳ありません。
レポートは旧旧道の宇津峠(三島道)メインでの探索かと思いますが、当時旧宇津トンネルを探索された時と上記現時点での内容で劣化の進行状況の違いがあるところがありましたら是非教えて頂きたいです。
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