2004年1月度 「山さ行がねが」 アンケート

結果発表

 2004年1月25日から31日までの期間に当サイトにて実施しましたアンケートの結果を発表します。

このアンケートでは、今後の当サイトの方針や、閲覧して下さる皆様の志向を調査する目的で、4つの質問をいたしました。
記名は自由とし、一人につき、期間中一度限りの回答で行いました。
期間が短かったにもかかわらず、あわせて82名の方にご回答を頂きました。
ご協力いただきました皆様におかれましては、お忙しい中、本当にありがとうございました。


それでは早速、結果を公表します。

なお、今回は紹介させていただいたコメントについて、全て匿名としました。



問 

今後の、「山さ行がねが」の更新の対象として、あなたが期待するものは何ですか?
最も期待するものと、二番目に期待するものを選んでください。



選択肢


結果



 まずは、上のグラフをご覧ください。
当サイトをご覧頂いている皆様の趣向が、だいぶ見えてきますね。
一番に期待するのは、隧道。
そして、旧道と廃道がそれに続きます。
旧道や廃道と呼ばれる道に隧道があるというのが、最も“オイシイ”場面だということが、はっきりと示されました。
そして、これは探索している私自身も、最もアツイ瞬間だったりします。
皆さんも、やっぱり隧道が好きなんだなーと、改めて実感。

一方で、当サイト立ち上げ時のテーマだった林道については、もうほとんど期待されていない。
まあ、最近の更新の内容からもお分かりの通り、私の興味も少し離れていますので、これは止むなしでしょう。
でも、林道もかなり走ってはいるんですよ。興味はありますんで。
ただ、正直レポートとしてアップできるほどの林道というのは…、なかなか出会えませんね。

私が個人的に注目していた林鉄なんですが、昨年はじめて探索を開始したものとしては、なかなかの躍進でしょうか。
そもそも林鉄に手を出したのは、如何ともし難い「ネタ切れ」、特に隧道ネタ切れの為だったんですが、サイトの新しい柱になりつつあるのかもしれません。
実際私の意欲も、林鉄は常に上位ですし。



 続いて、二番目に期待するものの結果ですが、意外なことに、一番目に期待とは、大きく異なる結果となりました。
旧道や隧道は大きく票を落とし、一方で廃道や鉄道、それに林鉄が伸びました。
判断の難しいところですが、旧道や隧道は、『絶対にこれ!』『オンリーワン!』というような、熱烈な支持を得ているのかもしれません。
当サイトではほとんど取り扱いの無い鉄道も結構票を集めており、廃線ファンの多いことを感じさせますね。

なお、サイトを実際にお持ちの方で、これらアンケート結果を自サイトに活用しようと考える方がおられるかもしれません。
私としては嬉しいのですが、これらの結果は、『道路サイト』の全体に通じるものと言えるかどうかは分かりません。
現在の「山さ行がねが」をご覧いただけている方で、アンケートにご協力いただけるようなヘビーユーザーを対象にしたアンケートとなっていますから、「山さ行がねが」のユーザー像とご理解ください。
  


 次に、一番と二番の合計です。
一番か二番のどちらかに挙げられた場合、それを1票として計算しました。
合計の票数は、投票総数の2倍で、184ポイントとなりました。
それを踏まえて見て行くと、皆さんが「山さ行がねが」に期待するのは、やはり

廃道や旧道や林鉄の、朽ちた隧道にもぐれ!!

とにかく、もぐれ!!!

「その他」(つまりはこんなアンケート企画の結果発表など)は要らないから(笑)
まず もぐれ!というわけなのでしょう。


私は鉱夫か…。
いや、嬉しいんですけどね。
私も、もぐり命。
もぐりが大好きなんでね。

 さて、やはり皆さんがハードなネタを期待しているということは、よーく分かりましたが、これだけ紹介して終わるには惜しい、たくさんのコメントも頂戴しています。
本設問の結果発表の最後に、それら愛すべきコメントの幾つかに、私も負けじとコメントしてみたいと思います。

これまでのレポートでも、探索の対象物の時代背景と現況を対比させたレポートが大変面白かったと記憶しています。
これからも人々に忘れ去られた近代化の遺産にスポットを当てたものを期待します。
ただ探険して、こんな場所があったよ。
それだけではやっぱ物足りないですよね。
これからも、可能な限り背景を掘り下げて紹介していきたいと思っています。
ですが、まだまだ調査力不足であり、皆様殻の情報提供にはいつも、助けられています! 感謝!

やはり、旧廃道強行突破が「山いが」の原点ではないでしょうか。トンネル突破はその手段ではないかと。
いや…原点は、ただチャリンコで林道でも走るか。 というものでした(笑)
でも確かに、いまの私の情熱の原動力は、旧道・廃道の探険の面白さによる部分が大きい。
隧道の突破についてのご推察は、まさにその通り!
隧道は、通ることが、面白いんです。
通れないなら、せめて、その姿をこの目で!

半壊状態の隧道内部を詳細にレポしてくれる人って、WWW広しと言えど一人しかいませんものね。
期待は大きいですが、十分お気を付けて探索してください。
このジャンルであそこまで踏み込んだリポートは他に無い。
ありがとうございます。
でも、これからはどんどんとそういうサイトも出てくると思いますし、ただ潜るだけでは足りませんよね。
これからは、いかに他の人が紹介する前にもぐるかというスピード。
そして、どんな隧道だったのかをしっかりとレポート出来る、洞察力。
これらをもっともっと磨いて、皆様のご期待に添えるよう頑張ります。

なお、危険だ危険だと煽るのは個人的には嫌なんですが、危険なことも起こりうるのが隧道に限らず、大自然です。
サイトを持つと行動がエスカレートするというのは、私を含め多くのサイト管理者さんが口をそろえるところ。
しっかりと自戒します。

人が踏み込めない程の山奥の廃隧道とか廃線跡などに魅力を感じます。
よっきれん様の突破力は常人の域を著しく越えたものであり、 その結果貴HPには常人には到達が困難、不可能な場所のレポ及び画像が掲載されているわけです。 自分ではどうあがいても辿り着けない聖地の疑似体験を享受している常人も多いと思われ。 よって、レポ対象は困難であればあるほど良いかと・・・(ただし貴殿の安全第一で)
苦労が大きいほど、発見したときの喜び、制覇の快感は深い!
このサイトを通じて、その喜びや、もちろん悔しさや苦しさも共有できれば素敵ですね。
私の体を案じてくれるコメントは、ほんと多くの方から頂きました。
嬉しいことです。
私は臆病なんで、大丈夫です。
なんだかんだ言って、ちゃんと死の危険との間にはマージンを一定以上とって、探険しているつもりです。
無茶なことをしているように見える場面でも、私は以外に冷静だったりします。
その冷静さを失った、死の探険も稀に、ありましたが…

松ノ木峠のレポートがインパクトありすぎたので、やはり廃道探索が一番観たいレポートです。 でも、森吉森林鉄道のレポを読んで以来、森林鉄道の面白さに惹かれ始めているので、そちらも期待しています。
…やっぱり松ノ木。 いや、ありがとうございます。

もう、松ノ木は勘弁してください。
歩きなら、通れますから。はい。
森吉がんばります!

こういった所にとても興味があるのですが、主婦の身では行けません。でも、行きたいわけでもないのですが、私の代わりに見てきて欲しい。
おっと、女性の方。

あなたの代わりに、存分に見てまいります。報告いたします。

探険しているお姿がかっこいい。
てへへ。
こんな顔(←)ですよ。まじで。

仙岩峠レポートの続きがみたいです。
ごめんなさい。善処します。

私の場合は、多少なりとも現役当時の面影が拝見できればいいかなと思っております。
そんな理由で一応、上記2点を挙げましたが、基本的には、なんでもかまいません。
よっきれん様が興味を持ち、行った所を拝見できれば、なんでもオッケーです。
ありがとうございます。
この方に限らず、『アンケートの結果に捉われず好きなことをしろ』といってくださる方も、多くいました。
大変に心強く感じました。
山チャリは、自由がウリ。
これからも、好き勝手奔放に走り回り、アツイ体験をたくさんお伝えできれば、それが一番幸せです。


他にも、多数のコメントを頂戴しました。
本設問にご回答いただいた皆様、ありがとうございました。



次回は「問2」の結果を、発表します。

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