森吉町は阿仁前田から、小又川に沿って上流を目指していた森吉森林鉄道。
その終端は、かつてマタギ衆ですら神の領域と畏れた森吉山の奥地、粒様沢にまで達するという。
廃止後30年余りを経た現在、沿線の風景はダム建設を契機に急速に変貌を遂げつつある。
阿仁前田から東へ約20km、昭和28年竣工の森吉ダムに川は遮られる。
更なる上流へと向かうには、いよいよ県道を離れ、軌道跡に全てを賭けねばならない。
森吉森林廃線レポート、これより本番突入!!
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