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国道143号、今でこそひと昔前の道路のようになってしまいましたが、完成した当時は最新のバイパス道路だったのでしょう。
馬車のために勾配を10%以下に抑えており、また早く高度を稼ぐために場所によっては集落を避けて山際に道を作っていることが分かります。例えば松本市四賀では、村の中心を通っていません。
近くにある保福寺峠と比べても、全く違う構造ですね。
国土地理院の航空写真を見てみると、1960年ごろまでは全線旧規格だと分かります。1960年台後半から、松本〜豊科〜四賀までの改良が行なわれていることが分かります。
W字になっているところを橋で直線化したり、刈谷原トンネルで山をくぐったりと。
その後もカーヴを緩やかにしたり谷を回り込んでいるところは橋で越えたりしてます。
また地蔵峠や青木峠も舗装し直しや拡幅が続けられ、センターラインこそないものの
全線2車線分確保されています。
そして、今でも改良が続けられ、新道建設中で、新トンネル建設のための地質調査も行われたそうです。
そうです、11km25分が、3.9km4分へ短縮です。
それでも、三才山トンネルができた1976年よりだいぶ峠の手前まで改良が進んでいるので、
昔よりは143号経由でもかなり所要時間は短縮されてきたのではと思います。
ただ、三才山トンネルが有料道路の状態で新会吉・新明通トンネルができてしまうと、
こちらも有料道路にしない限り三才山を避けたい車がこぞって押し寄せてくる心配はありますね。
夜は鹿も出るので注意が必要です。
地蔵峠、航空写真で見たらセンターライン付の2車線になっていました。