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  [No.12326] Re: 長野電鉄河東線幻の区間 投稿者:あぶろだ   投稿日:2021/08/16(Mon) 19:02:02

歴史的経緯を独断と偏見に基づきざっくり書かせてもらいますと... 大正期、河東鉄道は飯山鉄道と十日町(上越線に接続)までの延伸を事実上「争って」いました。最終的には飯山鉄道が信越電力(現東電)から発電設備の資材運搬を担うという形で資金援助を得て「勝利」しました。発電設備には、ちょうどヨッキさんのレポートにある中津川発電所や、西大滝、信濃川発電所などがあります(後2者の工事用軌道もあったそうです)。
しかしこれだけ発電所建設に貢献しているのに飯山線自体は電化されていないという。電気は東電さんが首都圏に送っちゃうからかな? なんて。
(注: ここで「争う」とか「勝つ」というのは実際には鉄道系省庁(現在は国土交通省)からの鉄道路線の許認可に関係がありますが、詳細は略)

「負け」た河東鉄道(長野電鉄河東線)は、戦後にせめて木島-関沢間を延伸しようと試みました。主に野沢温泉の観光需要が目的でしょう。しかしながら軌道予定地(前のレスに添付)の土地所有者(主に農家)の強い反発にあい、計画の時点で頓挫しました。

飯山線は、発電所の資材運搬からの延伸と国有化、その後赤字路線になっても近くを新幹線が通っても結局うまいこと生き延びている感じがします。
一方長野電鉄は、製糸業とか、鉱山とか(あの小串鉱山も)、果樹とか、観光とか、時代毎の輸送需要でそれぞれ一時期は活況を呈しましたが最終的にはすべて廃れてしまい、そのたびに体力を削ぎ取られていったような...


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