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  [No.4410] 江戸道バス停 投稿者:はとはと   投稿日:2010/02/14(Sun) 14:22:44
江戸道バス停 (画像サイズ: 640×480 105kB)

よっきさん、はじめまして。
いつも更新を楽しみに拝見しております。

さて、廃道ではないのですが・・・
神奈川県綾瀬市にそのものずばり「江戸道」というバス停があり、写真を撮ってきました。
江戸時代「江戸に向う道」という意味であちこちに「江戸道」があったようですが、当時大山阿夫利神社(伊勢原市)参りが盛んだったようで、県内には「大山道」と「江戸道」を示す庚申塔や道標があちこちに残っているようです。


  [No.4414] Re: 江戸道バス停 投稿者:路傍の石   投稿日:2010/02/15(Mon) 00:05:19

江戸道。相鉄バスが神奈中綾瀬車庫の隣で転回する吉岡芝原バス停の隣ですね。このあたりはいくつもの古道が存在することが明白な一帯です。ただ、このバス停と大山道との関連は地図の上から見る限りはどうなのでしょうか。
「江戸道」バス停のある道は、辻堂付近から北上してくる道路で、このあとは目久尻川に沿って海老名の望地へ、さらには海老名国分寺跡から座間宿へというルートに当たり、古さを感じますが、これは江戸以前からありそうな地名、地形を経由しているように思います。江戸、というなれば、一番臭いのは、すぐ近くの中原街道ではないでしょうか。中原街道はいわゆる姫街道であり、いまでこそ各所で分断されていますが、港北ニュータウン開発前は五反田付近から茅ヶ崎の今宿まで一本道、でした。前述の通り、各所で区画整理のための道路付け替えが行われており、江戸道バス停付近の吉岡工業団地でも区画整理をされており、車で走ってみても、綾瀬市を抜け、藤沢市に入ると「女坂」なるバス停もあったりし、旧街道の風情を醸し出しますが、「大法寺」バス停付近の「深谷」交差点を過ぎたあたりから「女坂」付近に掛けては一本道ですが、あまり旧道の風情を感じません。しかも「江戸道」バス停とは中原街道を挟んで南側には「新道向」なるバス停もあります。今の中原街道が吉岡工業団地区画整理時に移設された新道、「江戸道」バス停付近を江戸時代は中原街道が通っていた、と見るのが妥当と思われるのですが、いかがでしょうか。


  [No.4422] Re: 江戸道バス停 投稿者:はとはと   投稿日:2010/02/17(Wed) 12:17:04

路傍の石さま、レスありがとうございます。
綾瀬の江戸道がさも大山道と関連あるような書き方してしまってすみません。
確かにこの道は中原街道と関係あり、と見るべきなのかもしれませんね。
この周辺は道の付け替えや区画整理が盛んで、「新道」であっても全然新しくない事がしばしばです。地元の資料や証言を丹念につなぎ合わせていけば全体像が見えるのかもしれません。