この掲示板への書き込みは、管理人の承認後に公開される設定です。
問題のない書き込みは通常48時間以内に反映いたしますが、管理人の都合によりこれ以上遅れる場合があります。
また、次のような書き込みは公開しない場合があります。
 【作者が独り占めしたいオイシイ情報】【誹謗中傷やプライバシーに関わるもの】
この掲示板にはバグがあり、承認以前に同一IDから複数回書き込みをされた場合、最新以外の書き込みが消滅してしまいますので、公開前に連続して書き込みをなされませんようお願いします。
なお書き込み非承認の際の個別連絡はしておりませんのでご了承ください。


山行が 掲示板
このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment

[新規順タイトル表示] [ツリー表示] [新着順記事] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

  [No.4608] Re: 数学が得意な方に質問したい→ 洞内にいるときに隧道が閉塞する確率 投稿者:mh   投稿日:2010/03/15(Mon) 12:40:47

閉塞までの年数を「全体」で集計すれば
グラフは山なりになるかもしれませんが、
山なりの一番高い年数を超えたからといって
個々の隧道の閉塞確率が減るほうに向かうことはないでしょう(笑)。
年数を経るにしたがって確率は100%に近づく一方です。

厳密に見ていけば、必要な条件はいっぱいあるでしょうが、
要は体感的にどのくらいか実感できれば、という趣旨だと思いますので、
ばっさり簡略化しています。まさに「降水確率」かも。


耐用年数っていうのが設計時にあると思いますが、
Aを耐用年数、Bを廃止後年数、
Cを供用(メンテしている)期間とします。

劣化の進み具合については、
メンテしているあいだは人手を離れたあとの半分としましょうか。
つまり竣工後一切メンテしなければ耐用年数をちょうど過ぎれば閉塞、
メンテし続ければ耐用年数の倍まで閉塞しない、と考えるわけです。

すると、
A年のうち、メンテしながら(=劣化は半分)C年経過したとき、
供用中の閉塞確率は(C/2)/ A × 100[%] =C / 2A × 100[%]。

その後、隧道が廃止したあとB年経過したとき、
廃止後の閉塞確率は (B+C/2)/ A × 100[%]。

実際に数字を入れてみましょうか。
耐用年数をネットでぐぐってみると、
鉄筋コンクリート60年、レンガ35年、その他30年という数字が出てきました。
それぞれ竣工後30年ほど供用ののち廃止され、
その20年後に閉塞する確率は、

廃止後の閉塞確率
(20+30/2)/ A × 100[%]
=35 / A × 100[%]
なので鉄筋コンクリート隧道で58.9%、
レンガ隧道で100%。その他(素掘り?)は5年前に閉塞済み。

腰だめの数字として
メンテなしとメンテありとの劣化の進み具合の比を2
(メンテすれば耐用年数の2倍は耐えることに相当)にしましたが、
これをnと置き換えれば、
閉塞確率= (B+C/n)/ A × 100[%]。
あとは耐用年数自体をどう捉えるか、くらいでしょうか。


洞内にいるときに隧道が閉塞する確率は、
ちょっと難しいですね。
むしろキーストーンを動かしてしまう確率が重要かも(笑)。

ながなが失礼しました。


- 関連一覧ツリー (★ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 削除キー