岩手宮城内陸地震で倒壊した祭畤大橋付近から胆沢ダム完成によって水没する石渕ダム付近まで未成道路があります。かなり前から工事中だった記憶がありますが、この道の詳細をご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。URLにGoogleMapsの空中写真を貼りました。
若柳林道のことかの。石淵ダムの南東側の猿岩隧道をくぐってる道のことなら。元は林鉄。25年くらい前までは所々枕木に乗ったままのレールも有った。
ちなみにワシ実家胆沢町だ。胆沢ダム完成時この道は猿岩隧道含めて水没する。なんかしらんけど若柳林道は結構自然災害受けても復旧され祭畤まで通れるようになっていた。中房の頃ロードマンで猿岩隧道越えて林道突撃すんのワシらの世代よくやったからの。・・歳バレバレやの。
林道槻木平線のようです。ここに少し載ってます。http://www.rindo21.com/林道への案内板 > 林道ライダーのBBS > 東北 > 岩手県 > 胆沢町近辺の林道石淵ダムの猿岩隧道は2015年には水没するようです。
胆沢ダム工事による、付け替え市道ではないでしょうか。http://www.thr.mlit.go.jp/isawa/outline/m1_1_2.htmlもうそろそろ完成ですかね。
ありがとうございます。国土地理院の地形図を見ると猿岩隧道と繋がっていますがこの隧道を含めた石渕ダム近辺の付け替え道路のことでは無いです。小滝森と祭畤山の間の無名の峠(URL参照)を超えて槻木平(祭畤大橋のある地区)のほうに向けて片側二車線の立派な道路を作る意図がよくわからなかったもので。胆沢ダムとは直接関係無さそうですし、このあたりの車の流れを見てもこんな辺鄙な所に片側二車線の立派な道路を作るのは一体何故なんだろうと疑問に思ったもんですから。これこれこういう理由でここに道路を作っていますみたいな情報があれば知りたいです。
『市道鬼頭明通線』が正解です。私が小学生の頃、須川温泉へのバスから祭畤大橋手前の立体交差を見た記憶がありますから・・・着工から20年は経過してると思います。そのせいで、空中写真からは立派に見えますが、道路は始点付近はかなり風化してボロボロになってます。今では春先は道路脇はタラの芽の宝庫で、私も毎年取りに行くスポットにw。現時点では入り口がゲートで封鎖されている上に祭畤大橋新築の関係で車で進入は出来ませんが、徒歩なら簡単に入れます(熊注意&遭遇経験有り)。また、胆沢ダム側からだと車で入れるみたいですね。さてこの道路の正体ですが・・・実はこの道路を見つけたとき、県の方に問い合わせたことがあるんですが、要は観光道路みたいです。こーんな山奥しか見所がない道路、誰が来るんでしょうね?w「M・A・I 栗駒ほっとプラン」なんて聞いたこと無いなあ・・・。
追記「M・A・I 栗駒ほっとプラン」でちょっと調べてみましたが・・・バブル崩壊直前の平成3年頃のプロジェクトみたいですね。いかにもバブル頃の計画という臭いがぷんぷんします(URL参照)通ってみれば判りますが、この道路は他の計画が頓挫している中コツコツと延伸していたみたいで、つい最近完成した箇所や立派な橋もあったりします。計画を見直さず、惰性で作り続けた・・・という感じでしょうか。誰か止めろよと突っ込み入れたくなりますが、恐ろしいことに岩手宮城内陸地震で損傷した分また工事が入るんですよね・・・誰も通らないのに・・・。なお全くの余談ですが、今なら仮橋からヨッキさんが05年にミニレポで探索した旧祭畤橋が丸見えです(それに繋がる道路は復旧工事の関係で消滅してしまいましたが)。また、実はこの道路沿いには潰された旧道の残骸が点在しており、ちょっとした廃道探索の気分を味わうことも出来ます(熊注意)
路線名ありがとうございました。いろいろ検索かけてみましたが仰る通り興味深いことが沢山出てきました。今年の4月にも舗装工事の入札があったようですね。胆沢ダムと併せて完成させて観光道路とするのかそもそも反対運動も無く無事完成出来るのか今後様子を見守りたいと思います。
この道路は、一関市側が、「一関市道・鬼頭明通(おにかべあけどおし)線」奥州市側が、「奥州市道・尿前槻木平(しとまえつきのきだいら)線」となるようです。前身が林道・槻木平線とのことですが、これは未確認です。その前身が若柳林鉄であったことは、間違いないかと思います。本来、この道路は、平成15年改良完成、全通の予定であったようですが、まだ出来ていませんね。この道路に関して、平成12年3月23日の岩手県議会で触れられておりましたので、URLをご参照下さい。自分は、岩手・宮城内陸地震の前年(2007年)秋、奥州市側から昔鉱山があったと言われる渋民沢付近まで走行しましたが、紅葉が本当に見事でした。改良されていない部分は、旧林鉄そのものという感じです。全通時には、当然、全線改良になるとは思います。現市道から渋民沢方向へ分岐する林道(?)が川を渡る橋がトラス橋のようで、現市道から見え隠れしておりました。GoogleMapsの空中写真にも写っているようです。時間がなくて未確認でしたが。道路の目的としてはやはり観光道路だとは思いますが、国道397号線と国道342号線を結ぶ道になりますので、何らかの物流補完路にはなり得るでしょう。ただし、通年通行が出来ないと厳しいものはありますが。
情報を元に行ってきてみました。確かにNBさんのおっしゃるとおり、一関市側と奥州市側では看板に書いてある路線名が違いましたね。ちなみに一ノ関側は舗装も白線引きも終わって、完成寸前の状態になってました。で、この路線には猿岩隧道という素ぼり隧道が有ることで有名で、そこを通ってきたんですが・・・・この手の隧道初体験なんですが、明かりのない素堀隧道がこーーーんなに怖いとは!w普通に利用されている隧道でこれなんですから、閉塞とかしてるかもしれない隧道に平気で潜れるヨッキさん達ってすげえ!と、改めて感心しましたwなお、有名なことですがこの隧道は2年後にダムで水没します。ご賞味される方はお早めに。あと、行くなら工事が止まっている日曜日をオススメします。