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今回は、東武バス沼田営業所に勤務してた方に話しを聞くことができました。R１２０の椎坂TNは平成９年に開通してます。それ以前は昭和３９年開通の椎坂峠で、その前は大正９年開通の栗生(くりゅう)隧道をバスが通っていました。バスが通るといっぱいいっぱいの狭いトンネルで素堀りでした。その為、冬季はしたたる水がつららとなり、バスがつらら落しの役目をしてました。隧道はほぼ直線で対向車がない事を確認して入ったそうです。過去にはこの附近で、多数の乗客を乗せた東武バスが谷側に転落事故を起こし、負傷者多数という痛ましい事故があった事により、椎坂峠の新道開通が急がれたそうです。(栗生隧道は現在、改良工事により、当時とは違っているようです)