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ドラレコを見る限り事故原因はブレーキの焼き付き(ペーパーロック現象)が発生したものと思われます。箱根新道下りの大型車ギヤは３速で４０キロから５０キロ(車両メーカーにより許容限界が異なる為)それも排気ブレーキなどの補助ブレーキを併用して下ります。事故の直接起因と考えられる事は４速で運転したかエンジン回転数が適正で無い場合です(適正回転数以上や以下でも補助ブレーキが作用しないです。メーカーにより作用しない時は運転席計器板にランプが点灯しない車両もありますが全車両ではありません。)運転席のスロットバルブで調整します。もしペーパーロック現象が発生したら早めに山側に接触させて停車させるべきです。側溝に脱輪も有効です。一度焼き付けを起こしたブレーキドラムなどは一種の金属疲労を起こすので亀裂などの原因となりやすいです。その後の安全を考え部品交換した方が良いです。ドラレコ搭載車を追い抜く時もウインカーを出す余裕もなかったようです。亡くなられたドライバーは気の毒ですが対向車と衝突しなかったのが不幸中の幸いです。箱根新道のお隣、箱根ターンパイク(今はネーミング違うかな)は急勾配の為、バス会社により、事故防止の観点から、通行禁止の処置がとられてます。