> 万世大路(旧R13)栗子隧道の米沢方坑口に埋もれたレールがあるそうですが、
このレールに付いては2007年にバイクで走破した際に掘り出しましたが、廃。 その後、色々と未だに資料を漁っております。 2013年に「奥州直リン同盟」忘年会の折に「わが大瀧の記録」管理人の方からお話を聞いた事が在ります。 管理人様は栗子の国道関連の実務監督をなさった方なので、現栗子トンネルは勿論、旧道に関しても色々とご存知の事で、ご本人も未だにこの道を研究しています。 特に官庁関連の資料に精通する、いわば「栗子の生き字引」というお爺さんです。
ところが、この方を持ってしても、このレールは謎でして、MRが申す「冬場の扉」(案)はあっさりと否定されました。工事用軌道というセンも否定、そもそも何の工事?と逆に突っ込まれる始末。 ご本人の見立てでは「門柱の様だ」というご意見でした。 資料が見つかれば教えるとのお話は頂きましたが・・???何時になるか(笑w
で、今、MRは隣を走る旧奥羽線の資料を纏めているのですが、その中に、 「戦後GHQの食料統制の中、山形、米沢からは大量のヤミ米が、もう戦時中の整備不良でクタクタの蒸気機関車に官警の検問を逃れ積載オーバーで積まれ東京に送られていた」という記事を見つけました。 どうやら鉄道以外の主立った国道や県道などにも検問があったそうです。
山形坑口前の門柱の様なレール、GHQの検問用バリケードが設置されていたのではないか?という妄想を抱いています。
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