ついに北海道上陸されましたね。私は北海道育ちなのでよくわかりますが、旧トンネルはかなりの高確率で密閉されています（泣）。が、一部例外があり、旧比布隧道（近年倉庫か何かに転用；残念！）、層雲峡森林鉄道の隧道などは確かまだ入れるはずです。特に印象的なのが、函館本線神居古潭旧線の初代伊納隧道で、明治の竣工当時の意匠がそのまま残されています（東口はだいぶボロボロですが）。ヨッキさんなら見慣れたものでしょうけれど、なかなか立派ですよ。

どれもピンポイント探索の小物件ですのでレポート化するほどのもではありませんが、道央、オホーツク方面へ行く際は、寄り道でぜひ。

北海道の上川地域の物件に「明治道」があります…国道333号線北見峠の旧道(厳密に言うと国道39号線旧道になります)です。

他の廃道系サイトにルポが上がっていますが、途中でリタイアしたもので完全踏破はまだ誰もいないみたいです…ただ、建設時(網走刑務所の囚人を使って建設)に「300mに一人」の割合で死人が出ているので「幽霊が出る」という話も…

　北海道の廢道のうち本当に廢レベルのものは、ここのレポートが初心者レベルに思えるほど廢ですからねぇ。
専門家でも、完全踏破はおろか、同定未満という…。
おかげで、公的機関の碑文ですら、当たっている保証がないという…。
約40年来の調査事項、次の一手が思いつかない…(スポンサーにあたって解決できるなら、とっくに解決しているからね。)。

北見峠もいいですね。2年位前まではひろみず氏の「廃報アーカイブ」にレポートがありましたが、もうサイトは恒久的に閉鎖されてしまったようで、最近の詳しい状況はわかりません。

それに加えて、温根湯森林鉄道（北見管轄）の層雲峡支線（上川管轄の層雲峡森林鉄道ではありません）もかなり前から気になっています。というのも、その公式全長はちょっと調べればすぐわかりますが、具体的な終点がどのあたりだったのか確実なデータが無かったり（地元の図書館などで調べればわかるかもしれません）、ネット上にはその他詳しい情報が無いにもかかわらず、地形図にはその跡らしい徒歩道が今でも描かれていたりしているからです（等高線にあまり沿っておらず、雑な描かれ方ですが）。ネット上にある当時の写真を見れば、かなり巨大な木橋もあったみたいで、まあそれ自体は雪国北海道でも大雪山のど真ん中ときては残存率はゼロですが、橋台の残りぐらいは今でもあるかもしれません。終点付近にはスイッチバックもあったとかなかったとか（地形図の道跡が路線後なら、それを必要としたのではないかと思われる場所があるのですが）。恐らく、距離の割には遺構が少ない、あまり面白くない物件かと思いますが、ヨッキれんさん、いかがでしょう（笑）。

温根湯森林鉄道は旭北峠越えのため林鉄最大の15tディーゼルが入っていたので路盤はかなり強固なものと思います。
国交省の航空写真と地名から路線図をつくって見たもののどの程度合ってるかはわかりません。
hhttps://drive.google.com/open?id=10MYPmYTHBLeG_Slah1ZFZZxjAVRJkyE ..... sp=sharing

旭川まで来てたんですね（喜）。そういえば、日本でも近年環状交差点の法整備がされましたが、彼の地のロータリーは相変わらず無法状態なんでしょうか（昔から大通り側優先というとんでもない状態でしたが）。法律上の環状交差点ではないみたいなのでとりあえず現状維持かもしれませんが、将来もっと環状交差点が増えた時の事を考えると、早く「正しい」ルールにしてもらわないと、そのうち大混乱になるような気がします。

ラウンドアバウト交差点は完全に信号機のない交差点ですから。
このためあのロータリーを完全なラウンドアバウト交差点にするには、国道40号（駅前方向、旭橋方向とも）にロータリー出入り口にある信号機を手始めに撤去しないといけないのですよ。

> ラウンドアバウト交差点は完全に信号機のない交差点ですから。

なんと、そういう無用な決まりがありましたか。全て横断歩道の信号なので、15mくらいずらしてラウンドアバウト出口側の車が赤信号時停車できるスペースを設ければいいんですけれど、当分は無理でしょうねぇ。

なんだ、層雲峡までちゃんと来てたんですね（笑）。という事は、この後石狩川沿いの旧道も当然悪ニャン．．．あそこは子供のころ何度か通った記憶があるので（父に運転されながらビデオを撮ったような記憶も．．．）、懐かしい場所です。層雲峡の国道39号や日高・十勝の黄金道路は子供心にもすごいと思いましたが、80、90年代の北海道の道路はあんなのばかりであれで普通だと思っていました。今から思えば、どれも結構際どい道路だったんですね。

ロケという事は、後日DVDか何かでの発表でしょうか（楽しみ）。