> 複線や複々線なのに架線が無いおかげなのか
> まるで廃線のような雰囲気になるのは不思議です
> 複雑に入り組んだ分岐器も日本ではなかなか見られません
イギリスの郊外路線は、どこもこんな感じですよ。今年(2017年)1月に撮影されたようなので、枯れ木や薄暗い冬空も廃線ムードに一役買っているのでしょう。また、古いもの大好きのイギリスですから、路線開通当時から使われているようなレンガ造りの橋梁やトンネルも、一般的な景色です。腕木式信号機も、まだ所々に残っています。
架線が無いのは、これがロンドン近郊の軌条集電方式を採用した路線だからです(地方では、通勤路線でも非電化区間がまだかなりあります)。