はじめまして。
いつも楽しくレポートを読ませて頂いております。
最近、自分の住んでいる地域に未成県道があることに気がつきまして、少しばかり経緯を調べておりました。
福島県道石筵本宮線(県道146号線)という道ですが、大玉村から郡山市の境界付近が未通となっています。
県議会答弁において度々名前は出てきていますが「歴史的に由緒ある道路」とのことで古道である可能性もあるのですが、それ以上は当方で調べに至っておりません。
大玉村の未成区間の直前までは、立派なトンネルと旧道区間が並走している箇所もあります(過去レポートされた方もいるようですが)ので、面白いネタにはなるのかなと思います。
お近くにお越しの際に、軽いミニレポートがてらに調査して頂けましたら、一ファンとしてもとても嬉しく思います。
よろしくお願い致します 。

>ヨッキれん氏
こんなマイナーそうな所もすでに探索済みとは、さすがです(*´ー｀*)
歴史的には石筵(熱海町)は旧くは安達郡だったそうで、旧二本松藩が治めていた地域として二本松〜大玉〜石筵という交通ルートとして活用されていた歴史があるのかなぁ、と想像しておりました。
また、石筵の先の母成峠は戊辰戦争の頃には戦場となった場所でもあるので、二本松藩の侍や政府軍の兵士が通ったかもしれないと想像するのは楽しいものですね。

> 福島県道石筵本宮線(県道146号線)という道ですが、大玉村から郡山市の境界付近が未通となっています。

このへんですね。
hhttps://goo.gl/maps/R8MiKysLeY22

３０年近く前からずっと未成ですよね。
ゴルフ場や別荘地などとの利権絡みなどで工事が進まないとか当時は噂になっていました。

免許取り立ての頃に守谷山麓の別荘地のふもと経由で大玉村から石筵への林道を走ったことがあります。
外部の人間が立ち入ってはいけない雰囲気が漂っていたのを覚えています。

> ともに震災以降ゲート開放されぬまま通行止め、現在は荒れ放題となっていた筈ですが・・？

私が走ったのは３０年ほど前の事でした。

福島民友新聞に関連するであろう記事が出てました。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171215-228288.php
以下抜粋
>村などによると、山入地区は会津方面に通じる母成街道や石筵街道があり、同地区が会津戦争の最前線だったという。

>　１８６８（慶応４）年８月２０日の同戦いでは、西軍の死者が６人だったのに対し、東軍は幕臣や二本松藩兵、会津藩兵ら４３人が命を落とした。墓は当時の村長や地元の名主が発起人となり、東軍と西軍が戦った古戦場から北東方向に直線で約５００メートルの場所に建立した。

>　一方、地元住民らは西軍戦死者も別の村内墓地や寺などに葬っている。

>　村は来年８月、文化財指定を受けて墓と古戦場を結ぶ道を歩く催しなどを検討する。
以上抜粋。

やはり、戊辰戦争の頃に戦場となっていて西軍が母成峠に向かうのに峠越えした歴史があったようです。
石碑があるのは知りませんでしたが、8月に予定されている歩くイベント、ちょっと気になります。
峠まで至るルートを辿るとしたら、参加してみたいなぁと思います。