主に国鉄廃トンネルの、長大やカーブトンネル内に設置されてました。保線など作業の際、列車接近を電鈴で知らせ,安全退避を促す物です。トンネル両端の列車見張り員が,スイッチ投入するとトンネル内にベルの音が鳴り響きます。トンネル内壁面に20センチ四方位の凹部の中に電鈴が入っています。 常磐線の廃トンネル「金山トンネル」でも見られます。現在でもJR上野駅の低いホームから出発した列車は、間もなく複層したポイント通過の際、列車接近退避の電鈴が鳴り響きます。廃トンネル探索のご参考まで。