現在の「鹿瀬駅」は岩越鉄道開業以来の歴史ある駅舎です。待合室に入ったら、昔の記憶が蘇りました。駅舎の構造が、昭和40年代の田沢湖線 角館駅とそっくりなのである。待合室内の出札所と入場用改札口、待合室外に出場用改札口と。大きな駅だと入場用と出場用改札口は別々だが小さな駅では少ないです。駅前には深戸橋梁モニュメントもあります。廃線跡廃駅探索でも、このような構造では、改札口ラッチ跡が離れて二ヵ所あります。
アンパンマンさんありがとうございます。確かに昔ながらの駅舎は民営化以降急速に姿を消しました。巷では「民営化で土地家屋の所在市町村に固定資産税を払わなければなくなったので負担減の為にスクラップ&ビルドが進んだ」という説が流布しているのですが、国鉄時代も「国有資産等所在市町村納付金」という名目で支払っていたので(当然国鉄の会計から支出)、民営化で大幅な支出増があったとは考えにくく、謎であります。
> アンパンマンさんありがとうございます。> なるほど、固定資産税などの問題もあるんですね。「廃線」にならずも現役線で、建て替えなどで失われる駅舎も気になります。昔の出札窓口には券売機が置かれ、一段低くなってる小荷物窓口は板で塞がれてる駅舎があります。便所は駅舎外にあり、外部とホーム側と両側から使用可能な様式が見受けられました。 鹿瀬駅は利用客も少ないようですし、コンビニで買ったお茶とおにぎりでも持ち込んで、歴史と季節の風を感じるのも良いと思います。