南部縦貫鉄道建設に、京成電鉄の資金提供協力があった事について調べてみました。単純な疑問が、グループ関連企業でないのになぜ?です。
南部縦貫鉄道が砂鉄輸送をしようとした「むつ製鉄」は国策企業で三菱銀行が携わっていた。京成電鉄のメインバンクも三菱銀行であった。
京成電鉄では南部縦貫鉄道開業3年前に改軌が全線で実施され、すくなからずレールや枕木の発生品があり、南部縦貫鉄道建設に転用された可能性がある。
陸上輸送の「みちのく急送」(旧、日本陸運)は地元のトラック事業者で京成グループだった。南部縦貫鉄道は最終的に南部縦貫鉄道の三本木駅(十和田市駅)に乗り入れる予定であった。当初の十和田観光電鉄は古牧温泉と共に「渋沢グループ」だった。後に国際興業グループ。
渋沢栄一が建設先導した「東京湾フェリー」が京成グループだった。
将来的に三本木駅乗り入れにしても京成電鉄が介入する事で円滑に行われる予定であった。志半ばで夢破れ現在に至ってる。結果的に京成電鉄は銀行の口利きで資金提供したが、収益性などの問題でグループ化しなかったのではと。グループ化しての不採算事業では人的責任が発生するし、見越したと思われます。
現在でも残っているレールの製造年月を見ると、京成電鉄の転用品かもです。