旧上杉橋と対をなす旧下杉橋は現道の隣なので、無事であることは周知と思います。 その袂に取り残されているキハ110-212を最後に紹介します。 他の被災路線が続々復旧あるいは見通し公表に安堵する中、全く動きのない米坂線。 表面的な数字だけで「このまま廃線だろう、ちょうどいい契機では」という風潮に 心を抉られています。 昨夏は国道のほうが軽傷で済みましたが、逆になってもおかしくありませんでした。 「新潟山形南部連絡道路」小国町・飯豊町間の検討に着手との報道がありましたが 開通まで何年待たされるのか知れたものではありません。 少なくとも、それまでダブルトラックの一翼を担えるのは米坂線だけです。 中越地震で新潟−東京の、東日本大震災で仙台・山形−東京の 代替ルートとして機能したことも、きちんと知られるべきです。 列島を横断する、この位置に鉄路が繋がっていることの意味を 本掲示板を御覧の皆様なら正当に評価してくださると信じます。 追伸 ヨッキさん、次々投稿してお手を煩わせてしまい申し訳ありません。 ありがとうございました。
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