X(旧Twitter)のポストを拝見しましたが、
長くなるのでこちらに投稿します。
ヨッキれん/平沼義之
@yokkiren
入庫したエクストレイル、エンジン点検の結果がさっそく判明。
コンプレッションを測定したら3番だけ異常に低い結果だったとのこと。
残念ながらプラグとかではなくエンジン本体の故障が確定。
ということなので、次はエンジン載せ替えが費用対効果を
発揮できるかを判断すべく広範囲を点検して貰います。
午後11:19 · 2025年3月13日
·hhttps://twitter.com/yokkiren/status/1900190044209766714
エンジン載せ替えか車両乗り替えの方に話が進んでいるようですが、
点検の結果エンジン内部に物理的な損傷が確認されたという事でしょうか?
コンプレッション測定はエンジン不調診断の初歩の初歩で、
(最初の整備士がこれをやっていなかったとしたら信じ難いくらいに)
ここでNGな場合はリークダウンテスターでのおおまかな漏れ箇所の特定や
ファイバースコープによるシリンダー内の傷の有無確認などに進み、
それで損傷が明らかな場合はエンジンの分解修理か交換が不可避ですが
(近年は人件費を鑑みると中古またはリビルト品への交換となることが多い)
もしも明確な損傷が見られないのであれば、
ダメ元でこういうケミカル(薬剤)を試してみてはどうでしょうか。
hhttps://www.monotaro.com/p/5082/9257/
エンジンオイルを適切に交換していなかったり、
安物のオイルで清浄分散性能が不十分な物を使っていたり
粗悪な燃料を使っていたりすると、
エンジン内部にカーボンやスラッジなどの汚れが蓄積し、
シリンダーとピストンの間で気密を確保するための部品である
ピストンリングの動きが阻害され、圧縮漏れが起きることがあります。
圧縮漏れにより燃焼が不確実になったり、
リングの固着によりエンジンオイルがシリンダー内に漏れたりすると、
いっそうカーボンの発生が増加して排気バルブの当り面に堆積し、
更なる圧縮漏れの発生源となって症状が悪化したりもします。
上記のケミカルはこれらの汚れを溶解除去する効果があり、
ある程度圧縮が回復する可能性があります。
使い方に少しコツが要りますが、
高価な物ではないので試してみる価値はあるかもしれません。
ただし、シリンダー内壁の傷やピストンリングの折損
バルブの曲がりや固着などの損傷が生じている場合は
これでは無力ですので「ダメ元」という事になります。