最近、道路レポートからオブローディングの魅力を知り、過去のレポートまで遡って読ませて頂いております。
その中で、廃線レポート神岡軌道第5回・第6回がとても感慨深く、衝動的に書き込ませていただきました。
2002年、茂住近くのスーパーカミオカンデで大規模な故障があり、復旧学生ボランティアに応募して選ばれた大学1年の私は、
まだ動いていた神岡鉄道に乗って単身、茂住駅に降り立ちました。
第6回写真4枚目右に写っている5階建てアパートが、1週間住み込んだボランティアの住居です。
30年以上前に抗夫とその家族のために建てられたものを改装したそうで、3LDK冷房なし。
最も近くのコンビニは車で10分の先。都会っ子の私にとっては地獄の夏休みとなりました。
作業のないフリーの日にアパート周囲をうろつき、第5回掲載の小道を見つけ通ってみたことをはっきりと憶えております。
近くに鉱山施設の廃墟もあり、時が止まるとはまさにこのことを言うのだと感じました。
ここ数年、もう一度あの茂住を訪れたいとずっと想ってきましたが、すでに神岡鉄道は廃線。
実家の千葉からも余りに遠く、なかなか実行するチャンスがない中、「今」の茂住を見ることができて、とても感動しております。
今後とも、ご活躍に期待しております。頑張ってください!