こんにちは。
早口森林鉄道(後編)のラストで出てくるトワイライトな廃車体ですが、残念ながらケーブルカーの車両ではありません。ケーブルカーの車両は急勾配にあわせて平行四辺形に作られており、今回のような水平な場所に置くと正面から見て前のめりのような形になります。
写真のように箱形であること、四隅に小さなバンパーが付いていることからこれはロープウェイのゴンドラであると推定できます。
ではどこのゴンドラであったか、ということになりますが、このゴンドラの大きさは隣の車と比較すると相当な大きさであり、大規模な路線のものと思われます。
最初に大館の近く(北秋田市)の森吉山にあるロープウェイを思いついたのですが、小さなゴンドラですので対象外です。秋田ではこの規模のゴンドラはないようです。
近県にまで広げてみると・・・ありました。
http://cable.cocolog-nifty.com/sakudo/2005/08/20033_d661.html
下にスクロールしていただくとまさにこのゴンドラが写っています。
正面の何かしらの撤去跡には「しゃくなげ」もしくは「あすなろ」の愛称プレートと社章があったと思われます。
これで解決ではないかと思われますがいかがでしょうか?