陸中大橋駅のトンネル状の穴ですが、これはホッパー下の積込線の有効長を延ばすために作られた物です。昔は今もコンクリートが残っている新ホッパーの他に、鉄骨造りの古いホッパーが本線トンネルの横ににありました。しかし、山に囲まれたトンネル手前のどんずまりで敷地が限られている為、積込線の有効長(これが長いほど多くの貨車が入れれます)を少しでも得るために作られたようです。 尚、当時の様子については、機芸出版社刊・川田耕一著『シーナリィーガイド』に詳しく出ています。(このメッセージもそれを読んで書いてます。)