静岡県道288号 大嵐佐久間線 最終回 完結ご苦労様でした。ハラハラ,ドキドキでした。
夏焼隧道、30年ほど前歩いて通ったことがあります。
ところどころしか小さな電気が付いていない、長さ1.2kmの細い、ほとんど真っ暗なトンネル。
なんだか常識からかけ離れた所を歩いている気分がしたのを覚えています。
そして、ヨッキさんの隧道レポを読むたび、いつも夏焼隧道がイメージされていました。
そこをとうとうヨッキさんが通ったのがなんだかうれしくて。
当時、大嵐駅から、県道288をしばらく歩いてから山に入って、水窪までボンガ塚山縦走のコースを通ったと記憶しています。
夏焼隧道出口からしばらく行くと、大崩落が起きていて県道が完全に通行できなくなっていたのですが、崩落地の前で河川敷側の崖にロープが垂らしてあったので、今回のヨッキさんのように河原へ数十メートルクライムダウン、崩落地を越えるとまたロープが垂らしてあったので、ロッククライミングよろしくこれをよじ登って県道までもどり、やりすごしたことがありました。
その緊急の処置のしかたに、なんだか地元ではこんなことは日常茶飯事、みたいな雰囲気を感じました。
この道は、崩れては直し、崩れては直し、を延々続けてきたんでしょうね。