物件紹介のページに日本鉄道建設公団下関支社作成の平面図や断面図が載っていますが、こういった一次資料は廃モノ探索をする人間にとってノドから手が出るほど欲しいものでしょうね。実際に着工した場所、用地買収が行われた場所が全て正確に把握出来る資料があれば、もっと良いんですけどね。戦前のものも含めて。
私も90年代後半の未成線ブームの時に地元近くの未成線を探索したことがありますが、資料ナシで現地を探し回るのには大変苦労しました。途中から未成線について書かれた郷土史料の助けを借りながら探索しましたが、それでも完全制覇は出来ませんでした。
郷土史料、市町村誌のような二次、三次的な資料では、全てを正確に把握することは難しいです。鉄建公団や国、自治体が作成した一次資料(設計図、許認可文書等)が簡単に閲覧または入手出来れば、探索効率は飛躍的に向上するんですがねぇ。