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  [No.4378] 一條随道の文字 投稿者:はー   投稿日:2010/01/29(Fri) 22:14:24

ご無沙汰しております。

「当区九者也」ですが、「者」の下が「日」ではなく「田」に見えます。
また「也」の左下に斜めの線があるようにも見え、これらを勘案すると
これは「当区九番地」と読んで、石工の住所ではないか?
という論を出してみます。

単純すぎますかね。


  [No.4383] Re: 一條随道の文字 投稿者:川崎人   投稿日:2010/02/02(Tue) 00:33:33

わたしも、この手の古い書き物にはまったく疎い者ですが、
なんとなく、石工さんの名前の「次郎」の下の文字が「誠」に見えました。
ただ、そうすると名前としてはちょっと不自然かな…次郎誠さんなんて。
あと、最初の文字は草かんむりっぽいですね。


  [No.4387] Re: 一條随道の文字 投稿者:mh   投稿日:2010/02/02(Tue) 23:37:28

一番最後の字は、おそらく「ごんべんに巽」でしょう。
「せん」と読みます。

「ごんべんに巽」 → 譔

パソコンによっては表示できないので、文字化けしちゃいますが(汗)。
この字は「撰」という字と同じ意味です。
よく、碑文を作った人の名前のあとに
「ごんべんに巽」という字が当てられていることがあり、
今回の場合も「〜次郎撰」という意味で
掘られたものじゃないかな、と考えますがいかがでしょうか。

ちなみに碑文なんかでは、
題字、「ごんべんに巽」文(=撰文、碑の本文の内容)、
書(本文の文字自体)、といった具合に表現もしますので、
おそらく「ごんべんに巽」と推測します。