写真週報と言ってもご存じない世代の方が多いかもしれませんが、日華事変から太平洋戦争にかけて国が情報統制などを目的に発行していた雑誌です(本猫は祖母の家に全巻揃っていたので偶然知っていました…今、どこにあるのかわからなくなってしまいましたが)幸いアジア歴史資料センターのサイトで創刊号から昭和19年までのものは白黒ですが(表紙など彩色写真があるのですが残念)オンラインで閲覧可能になっていますhttp://www.jacar.go.jp/shuhou/shiryo.htmlただしデジャブのビュワーが必要です無い場合はこちらからダウンロードして入れてくださいhttp://www.caminova.jp/ja/downloads/download.aspx?id=1で、時々癈的に面白い話題があったりします(この掲示板では本文中のハイパーリンク数に制限がかけられているため仕方なく"h"を消しています)例えば第52号 7/11ページ「工事進む関門隧道」http://www.jacar.go.jp/shuhou/DjVu/A2704503/YA104503/0672/index.djvu第99号 10/13ページ「勝鬨可動橋」http://www.jacar.go.jp/shuhou/DjVu/A2704601/YA104601/0132/index.djvu第104号 5/15ページ「白魔と闘ふ人々」(具体的な地名が出ていませんが北陸本線のようです)http://www.jacar.go.jp/shuhou/DjVu/A2704601/YA104601/0205/index.djvu第108号 8/15ページ「交通常識 軌道のはなし」http://www.jacar.go.jp/shuhou/DjVu/A2704602/YA104602/0265/index.djvu第121号 8/15ページ「鐵道トンネルの話」http://www.jacar.go.jp/shuhou/DjVu/A2704603/YA104603/0473/index.djvu第128号 2/15ページ「砲を背負つて乗鞍を越す 松本聯隊のアルプス強行軍」(まず間違いなく今は癈道でしょう)http://www.jacar.go.jp/shuhou/DjVu/A2704603/YA104603/0580/index.djvu…などなどこれらの他にも見る人が見れば「あ、これは?!」という写真があるかもしれませんそれにしても、よくまぁこんな状態で戦争なんかやっていたものだとあきれてしまいますが…
> 第128号 2/15ページ「砲を背負つて乗鞍を越す 松本聯隊のアルプス強行軍」> (まず間違いなく今は癈道でしょう)「前川渡から進路を左へ...」とか書いてあるので、今の長野県の県道84号(乗鞍エコーライン)の前身だったりしますかね。あそこには戦時中、航空機のエンジンの研究所があったらしいですが(高高度性能のテストの為)、この行軍は立ち寄ったのかなあ。あ、研究所の存在は秘密にしていたかもしれませんね(笑