>でも、こういう事を知っていると、コンクリートの欠けひとつでも興味深く見ることが出来る。>(竹筋コンクリートなんて見つけたら、国宝もんだぞ?!)岩手県一関市にある厳美渓にかかる「長者滝橋」は戦時中の竹筋コンクリート製という噂があって、何年か前の市の調査で竹の欠片が出てきたとか言う話です。実際の確認は橋を欠いてしまわないと出来ないらしく、廃橋になるまで待つしかないんだそうです。(岩手・宮城内陸地震にも耐えるくらい丈夫なので、まだまだ現役ですが)
厳美渓というと郭公だんごが一番最初に出てきちゃいます廃物とは関係ないですけどw
土木的には木骨コンクリートは、まれ?かも知れませんが、建築的には、大正3年竣工東京駅とか レンガの下地には木骨コンクリートが、結構頻繁に使用されていたと思われます。鉄筋以前の過渡的コンクリート技術です。引張強度確保の対策ですね。