急傾斜地に設ける農道には、コスト縮減などのため、路面に排水路としての機能を持たせる場合があります。そのような機能を持たせる農道は「承水路兼用農道」と呼ばれています。谷側に水が落ちないように設計面で配慮されています。
また、勾配がある未舗装道路に舗装をかけると「水が走る」ようになり、場合によっては流速のある水が下の方ででまとまって路外に溢れ、問題を起こすことがあります。
ミニレポ156の沼田の道路は農道ではないので、ショーケン農道ではありませんが、舗装などを設計した役所の人は、頭の隅で承兼農道を意識していたかもしれませんね。
以上、既にご承知の話かもしれません。失礼いたしました。