>たとえば、技術不足。
>この路線の工事は、千葉にあった鉄道連隊の訓練を兼ねて行われていたという記録があり、
>土木構造物も専門の職人よりは低熟練の人間によって建設された可能性がある。
津田沼の鉄道連隊は「戦地でもしっかり使える技術修練を」と言う目的で
民間の鉄道架設も引き受けた、とのことです。
(イメージアップということもあり、ちゃちな作りはしないと思われます)
頼む側も「安くて丈夫に工事してくれる」というので多数依頼したようで、
この頃は場数を踏んでおり熟練の度合いは高かったと思われます。
内部の鉄も錆びているところからすると、本文中にもあるとおりに
塩分の強い砂を使ったから、という気がします。