[掲示板へもどる]
一括表示

  [No.5975] 車力の猫車 投稿者:雲助2号   投稿日:2011/06/24(Fri) 23:39:43

石材運搬の猫車ですか、ツイッターにも書きましたが、家にも木製の猫車が有ります。20年程前まで、縦50cm、横100cm、高さ150bm、重量約300kgの綿の原料を運んだ事が有ります。その経験から、あの傾斜をブレーキ無しで一人で下るのは、ほぼ無理です。最後尾の下側が斜めになっており、そこに取り付けた金具を路面に押し付けて、ブレーキにしていたのだと思います。


  [No.5979] 猫車の車輪は木製 投稿者:ぎをらむ   投稿日:2011/06/25(Sat) 18:50:27

http://ameblo.jp/find-record-tate/image-10687773187-10822028758.html

↑復元された「ねこ車」のカラー写真がありました。
鋸山の北にある金谷観光案内所「石の舎」に展示されているそうです。

車輪も木製ですね。
展示している時は、本物の石を載せるとあぶないので、ハリボテを載せているようです。


  [No.5980] Re: 車力の猫車 投稿者:珪素(仮)改め石-珪素   投稿日:2011/06/26(Sun) 08:02:28

となると、レポ写真にあった”2本の轍の痕”は、その金具で削られた制動痕である可能性も??


  [No.5987] Re: 車力の猫車 投稿者:ずばっち   投稿日:2011/06/27(Mon) 08:45:49

京都−大津間の旧東海道には轍の刻まれた車石と呼ばれる石が多数残されています。これらは、人為的に彫られたものか自然に刻まれたものか意見が分かれているところですが、私個人は自然にできたものだと思っています。

なお、旧東海道は米俵を積んだ牛車が往来していましたが、もちろん車輪は木製です。
木の車輪で石に轍ができるのか?と疑問に思われる方もいるようですが、私は年月をかければ十分に可能だと思います。

この石畳がどのくらいの年月使用されていたのかよく分かりませんが、非常に興味深い遺構だと。


  [No.5988] Re: 車力の猫車 投稿者:ずばっち   投稿日:2011/06/27(Mon) 18:49:14
Re: 車力の猫車 (画像サイズ: 800×600 120kB)

ちなみに、JR大津駅前に復元されている車石の写真です。

溝の深さは千差万別、石の大きさはだいたい揃えてあるようですが全く規格外のものもあります。
また、裏表両面に溝が彫られているものも存在しています。


  [No.6000] Re: 車力の猫車 投稿者:雲助2号   投稿日:2011/07/04(Mon) 12:56:18
Re: 車力の猫車 (画像サイズ: 264×352 48kB)
撮影データ ( Exif情報表示)
撮影カメラP06A

昨日、金谷観光案内所に猫車を見に行ったのですが、既になく、もしやと思い、徒歩でロープウェー山頂駅に登りました。途中いい写真も撮れましたが、猫車はなく、筋肉痛だけが残りました。こうなったら、意地でも探します。(画像が悪くてすみません。)


  [No.6001] Re: 車力の猫車 投稿者:翠緑柄眸   投稿日:2011/07/06(Wed) 18:09:43

> 最後尾の下側が斜めになっており、そこに取り付けた金具を路面に押し付けて、ブレーキにしていたのだと思います。

自分もそう思います。ブレーキなしなんて危なすぎる。

車力のおばさんの写真を見ても、取っ手の位置があんなに高いのは金具を押し付けてるとしか思えません。

恐らく普通の状態で金具が当たる様に石を載せたのでしょう。だからこそ女性(専用?)の仕事に出来たのでしょうし。

そういや山本作兵衛の筑豊炭鉱画では、斜度20度の坂を200kgの石炭を載せた車輪も無い?スラ函で、女性が押し上げてる絵がありました。

http://soup-stock7.blogspot.com/2011/05/blog-post_30.html

絶対自分じゃ無理なので尊敬します。>昔の女性


  [No.6002] Re: 車力の猫車 投稿者:翠緑柄眸   投稿日:2011/07/06(Wed) 18:47:46

補足

"スラ函"で検索すると先のweb頁以外ほとんど無いですが、"スラ箱"で検索すると結構見つかりました。

http://tanden.city.kushiro.hokkaido.jp/genre/card1/1242i.htm

やはり車輪の無いタイプが有った様です。でも下り現場でって書いてある。山本氏の絵だとそれをどう見ても上りで200kgなんて描いてあるなあ。恐ろしい・・・・。

流石に山本氏の勘違いみたいな気もしないでもないが、実際にやってた女性が居たのでしょうかね?