おれが弁護する筋合いのものではありませんが。
直接契約による広告掲載の場合、掲載者側の判断で広告を一方的に抹消すると、債務不履行になります。契約解除交渉をしないままの広告抹消はリスクを伴います。「あんたんところ倒産しそうだから広告契約を解除したいんだけど」とか言えば、そりゃ広告主に喧嘩を売るようなものだし、悩ましいところです。また、へたにアクションを取ると、特定の企業についての危機感表明になりかねないという懸念もあります(ここの広告は、次節の自動掲載広告ではなく、こっちの直接契約による広告のように思えます)。
自動掲載広告の場合、広告を選択するのは広告システムの側で、掲載サイト側にはあまり選択権がありません。ま、特定の広告をはねるという機能はついていることが多いのですが、それが必ず機能するとは限りません。レスポンスが非常に悪いという場合もある。
率直なところWeb広告なんてほとんど誰もクリックしてくれないものであり、現実的な被害が生じたとは思いにくい。好意的な助言であったのだとは思いますが、だからといって「従わなかったからがっかりした」とか表明するのは、余計なお世話というものではないかと思います。助言を受け入れるかどうかは相手の任意である、というあたりは踏み外してはまずいのではないかと。