蒲池西山線第4回の下半身用カーブミラーですが、
うちの田舎にも同じようなものがありました。
このカーブミラーが設置されている状況は、
カーブの前後がものすごい急坂で、
しかもカーブのところで離合できない状態ではありませんでしたか?
カーブの途中で離合できない場合、そのカーブに差し掛かる
かなり手前から対向車が来ていないか判断する必要があります。
で、坂の下から上ってくる時、通常の位置にカーブミラーがあると、
人間の見る視線より遥か上にカーブミラーがあることになり、
その存在に気付きにくいという難点があります。
また、例えばチャリで急坂を上るときを思い起こしてください。
人は坂を上るとき、気付かないうちにすぐ手前の下ばかり見てしまい、
(まるで壁のような坂道を上る、といった感覚でしょうか)
あまり遠方に注意を払わないといった特性があります。
なので、上りはカーブミラーを、あまり顔を上げなくとも見える、
わかりやすい位置につける必要があるらしいです。
では、坂の上から降りてくる場合はどうなのか、というと、
坂を下るときは自分の下方や遠方も、上りより見えているので、
結構下のほうについているミラーでも気付きやすいようです。
と言う理由で、下半身用カーブミラーのようなものができたと
聞いています。