11月1日の日曜日に、山梨県道212号日影笹子線「笹子隧道」に行ってきました。隧道大月側には「矢立の杉」も在って、思い出の地だったものですから楽しみにしていました。実に20年ぶりに訪問したのですが、余りの変貌ぶりにビックリしてしまいました。前回通った時は隧道内は砂利敷で壁面も開通当時の状態だったと記憶しています。今回はコンクリート舗装されており、壁面は2m位までコンクリ壁。上部も金属巻立てっぽくなり、灯りの取り付け準備中の様相。wikiによると24時間交通量は300台未満、事故防止の為でしょうが、風情もへったくれもありませんでした。時代とは言え残念でなりません。登録有形文化財だから仕方ないのかなぁ。天城峠隧道は登録有形文化財から重要文化財に変更になりましたが、いい雰囲気で辿れたのですが…。この後に行った、旧中央線・大日影トンネルは雰囲気良かったです。ヒトは多かったですが。※もし掲示板にそぐわない様でしたらUP無しで大丈夫です。 愚痴っぽくなってゴメンナサイ。
30年ほど昔、まだ廃道や土木遺産など「なに?」の時代に通ったことがありますが隧道内は舗装でしたよ。アスファルトかコンクリートかは覚えていませんが舗装路しか走れないバイクで行ったので砂利敷であれば記憶に残っているはずです。当時は何も知らずに、クネクネ道の旧道があると思って進みこんな所に立派なトンネルが有ると、驚いたものでした。ネット画像で新旧を比べると、コンクリート?で巻足した感じですね。東西共に抗門のアーチが太くなっています。
天城峠隧道も文化財に指定されてから随分整備されて、綺麗になりました。最初に訪れた40年前は、トンネル内は穴ぼこだらけのダートで、しかも、中央が盛り上がっていて出口の光が見えなかった記憶です。数年前に越えた時は、天城側の入口は綺麗に補修され、案内板も一新。トンネル入口付近は小公園?みたいに整備されていました。
笹子隧道は12年ほど前になりますが、真夜中に友人と徒歩で通り抜けた(往復)記憶があります。添付画像はその時のものです。通り抜ける前に車のライトを頼りに撮影したものです。その頃既に路面はコンクリ舗装されていました。照明は無く真っ暗で懐中電灯で照らしながら恐る恐る歩いたのを覚えています。通り抜けた後、大月側と甲府側がポータルの様子が違うのにはちょっとした驚きがありました。