戦前の決壊時には小堰堤であり,かつ,コンクリートの施工ミスによる決壊とウィキにはあるので,除外したのではないでしょうか?きちんと設計通りに作られたダムは「半永久」なんでしょうね。
確かに「永久」という表現は間違いでしょう。岩盤自体が崩壊する,例えば日本沈没のような大規模な地殻変動があれば壊れるでしょうし,ガラモンにも弱いかも知れません。
しかしながら,確かにローマ時代のコンクリート(の原型)は,千年以上たった今でも全く強度を失っていないどころか,更に強度を増しているそうですし,フーバー・ダムも竣工から80年近くなりますが,今でも底部は硬化進行中らしいです。
バイオントダムの大規模地すべりでも堰堤自体は無事だったようですし,戦前に出来たグレノダムっていうのは,竣工から数日で亀裂が入り崩壊したそうです。しかし,これは本来アーチ式重力ダムとして認可を受けたのに,施工主が経費節減の為に,勝手に直線の壁にしてしまったことが崩壊の原因ということで,やはり手抜き工事ですね。ちなみに下流の住民350人以上が死んだそうです。
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↑ 特にダム好きではないなどともったいないことをおっしゃるヨッキ氏でも萌えそうな廃すがたですはないですかぁww なんとも神秘的ですよねぇ。やっぱりそれが隧道であれ橋であれダムであれ,廃自体に魅力があるんだろうか。
最後に,竹村公太郎を擁護するつもりはありませんが,彼は元国土交通省河川局長で,ダムのことは建築工学面でも法律面でもダムに通じた人のようです。著書も複数ありますが,確かに文章が下手だという指摘や門外の事を知ったかぶるという評価が多いみたいですね。
それに現役を退いた隠居の身なので,どっかの元都知事と同じで言いたいこと好き勝手に言っているだけで,それを実現させようという意図はないんじゃないでしょうか?この部分は私の勝手な想像ですけど。
また,私は発電云々の部分には興味はありませんww