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  [No.3166] 究極の明治道、立山新道はいかがでしょうか? 投稿者:らん丸   投稿日:2009/04/17(Fri) 17:12:07

情報提供のフォームから送りましたが、もう一度リクエストとして。

立山新道、別名針ノ木新道は、清水峠などと同時期に出来た馬車(ここは牛車ですが)通行可能な「高規格道路」ですが、実は東海道宇津ノ谷トンネルと並んで初の「有料道路」だったりします。

コースは長野県大町市から針ノ木峠を越え、黒部ダムに。そこから渡し舟で平の小屋に。そしてそこから中ノ谷経由でザラ峠を超えて立山温泉跡を経て富山に至るというもので、戦国時代に佐々成正が厳冬期に超えています。

ただ、北アルプスの中心部を越える為、メンテナンスが難しかったのか明治15年をもって破棄されてしまいました。

参考
http://www.arimine.net/annai/tateyamasinndou.htm
http://hyonosen.hp.infoseek.co.jp/08harinoki/harinoki.html


ただ、中ノ谷−ザラ峠−立山温泉のルートは廃道になっていて、立山温泉から麓に常願寺川沿いに下る道は砂防工事で通れないのでそこから松尾峠経由で立山に上がらなければならないという注意があります。


  [No.3167] Re: 究極の明治道、立山新道はいかがでしょうか? 投稿者:ヨッキれん   投稿日:2009/04/17(Fri) 17:35:44

ここね…。

これは一昨年あたりから目を付けています…。連帯新道というやつ。

探索するなら数日×数次は決定的であり、まだ具体的な計画は未決定ですが、来年辺りから踏査を始めたいと思っています。(その前に体を鍛え直さないと…、あと、合同調査隊を募集・結成するかも知れません)
とりあえず今年は資料集めの段階ですね。

リンク先の画像を見ただけでもう鼻水が出てきますが、成功・失敗を問わずいずれは「山行が」ないし「ORJ」の俎上に上げようと思いますので、それまでお待ちいただければ幸いです…。

ただし、遺構に関しては期待はしていません。
もしあるとしても、清水新道同様に石垣だけでしょうね。あそこ以上に利用歴の薄い道ですし。