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これは野呂川林用軌道の跡ですね。
下流部分の早川林用軌道と繋がっていたらしいので、この上流部も含めて早川林用軌道と呼ばれることもあります。
確か随分と昔、ヨッキさんに、ここの探索をリクエストしたような気が・・・。w
南アルプス林道のアザミ沢から深沢までのルート自体がこの軌道の路盤跡の多くを利用するかたちで開通されましたが、谷を渡る場所の橋梁やトンネル等は道路用に新たに作られたので、林道化されなかった部分の遺構が残っています。
この軌道はとんでもない断崖絶壁に無理矢理、軌道を通したので敷設工事中から殉職者が続出して、更に開通後もトロッコ引き上げの動力となるはずの馬は、あまりの高所の断崖に怯えてしまい使えなかったので牛が使われたそうです。さらにはこの辺りの地質が脆い岩盤だった為に、せっかく苦労して開通したにも拘らずわずか数年で路盤が崩落してしまい軌道としての使用が出来なくなってしまったようです。
アザミ沢より上流側の深沢までは林道化されましたが、それより下流側の奈良田温泉からアザミ沢までの区間は軌道が廃止されてからも軌道はそのままに放置されたようなので、今も山中に朽ちたレールが伸びているようです。
URLに数年前にこの軌道を辿った方のレポがあります。
よっきさんが今年、このあたりを探索する予定があるということで、とても楽しみにしています。ヨッキさんのレポが公開される前にあまり情報を公開してしまうのもマズイかな?とは思いましたが、この軌道は上記のURLのレポと数冊の書籍にのみ紹介されているだけで、未だ謎の多い林鉄ですので、きっとヨッキさんの視点で新たな発見があるのではないか? と勝手に期待しています。