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>(海軍は陸軍ほど英語を排斥しなかったとも言われているが、その関係もあるのかも)
排斥するわけがないでしょう
近代日本海軍は英国海軍を師と仰ぎ、金剛までの戦艦は英国製(金剛同型艦は国内でデッドコピー…ただ形は真似ても防弾鋼鈑の強度は同等にならなかったらしい…、長門以降が純国産)、それらを動かす油(と船乗りは言いますが燃料ですね)は米国から全て輸入していました
要するに米英を敵に廻すことは絶対に不可能な構成だったわけで、従って特に士官クラスともなれば国際情勢や英語の勉強は必須でした
横須賀の芸者さんたちも流石に大きな声では言えなかったようですが、日米開戦後こんなことを言っていた人が居たとは阿川大尉の著書の記述だったか…
「あら、今度の戦争は負けると思いますわ。だって近頃の海軍さんの中には英語すら話せない人が居るんですもの」
陸軍はナチスドイツに洗脳というか狂信していたので、論理的思考がありませんでしたから相手国の言語を学ぶなどありえませんでしたけど…
ちなみに米国では日米開戦後、日本語を学びたいという若者が数少ない日本語学科のある大学に殺到して収容しきれず、やむなく文法が似ているからと韓国語学科へ、あるいは文字が似ているからと中国語学科に編入される学生が多かったと聞いています
また戦中の日本研究やその啓蒙活動も活発でした
例えば昭和18年製作のこんな映画が残されています
Our Enemy (約20分、音量注意)
http://www.liveleak.com/view?i=8ce_1254064822
戦うにはまず敵を知る、これは基本ですからねぇ…相手が何者か判らなければ何をどうしたら良いのかわからないですからね
陸軍をぼろくそに言ってるように聞こえるかもしれませんが、陸さんも判っている人は判っていたようです
以前、常磐線の電車内で隣のボックスに居た老人が米国人相手に「水戸の特殊部隊で米本土上陸を目指して訓練と英語教育を受けていた」などと流暢な英語で話をしているのが聞こえたこともあります
また、こんなサイトもあります
ある通信兵のおはなし
http://ohanashi.okigunnji.com/
分量がものすごいですが特にバックナンバーの80話、92話、104話など「これが陸軍の姿か!」と驚くような話です
以上言い訳代わりに…
話が廃道から大きく外れてしまいましたが、戦争体験者が減ってきて(という自分もベトナム戦争中生まれ世代ですが)どうも誤解されている人が多くなってきたように思いましたのであえて長文駄文承知ですが書き込ませて頂きました