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  [No.5105] 北小谷の当時と現在 投稿者:チャイ   投稿日:2010/07/26(Mon) 09:30:54
北小谷の当時と現在 (画像サイズ: 915×338 81kB)

 いつも楽しいレポートをありがとうございます。今回の北小谷は以前の準地元でした。今は地元ではありませんが、道の駅おたりでは車中泊もしましたが、平成7年にあんなに凄い災害があったとは知りませんでした。

 ところで、災害復旧当時の写真(6)と現在の写真にちょっとした違和感を感じます。下寺洞門南口〜倒壊洞門の残存擁壁〜傾斜洞門までは宜しいのですが、その次(写真左側)の洞門が同一の洞門とは思えないのです。現在の方が長くないでしょうか?写真(6)で残っている洞門は2スパン程ですが、現在の写真では明らかにそれ以上。写真(3)下のパノラマ写真でも現在の方が遙かに長くないでしょうか?写真の撮り方では解決しないと思います。

 また、災害写真(4)と現在の比較で赤く塗られた箇所が同じなのでしょうか?現在の写真にある洞門のズレが写真(6)には写っていません。

 さて、この問題をどの様に解かれますか?

 8月に家族旅行で道の駅おたり前を通過する予定です。夜になっていなければ現場を確認してみようと思って居ます。

 
 


  [No.5107] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:   投稿日:2010/07/26(Mon) 16:28:12

洞門の長さに違いが見えるのは、撮影位置のズレから来ている錯覚です。
写真(6)が洞門正面やや左側から撮影されているので、始めの数スパンの側面が見えていないため短く見えますし、ズレがある箇所はその影になって写っていません。洞門の足下の土台を見ると左側に向かっているのが判ると思います。
逆にヨッキさん撮影の写真は、正面右側から撮影しているので全体的に長く見えます。


  [No.5110] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:こーじ   投稿日:2010/07/26(Mon) 21:40:38
Re: 北小谷の当時と現在 (画像サイズ: 703×367 80kB)

たしかに、撮影位置でずいぶんの見た目は変わります。そこで柱の数を数えてみました。現在の写真では58本以上(建物の陰は数えられないため)。対して引用された写真にそれだけの柱が認められるか、はなはだ疑問が残るところです。

注記:印刷物の写真は、ドットの大きさ以下の情報は信用できないため、もしかすると、見た目より多くの柱があったのかもしれません。


  [No.5114] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:荒幡 光蔵   投稿日:2010/07/28(Wed) 10:30:40

引用された写真は、洞門の入口のほぼ正面から写したものでしょう。
その証拠に、入口手前の解体された洞門の壁が真正面に写ってますから。
で、洞門自体は手前が直線で奥の方で軽い右カーブを描いているため、側面が見える状態になっているのでしょう。

たとえて言えば、3両編成の列車を真正面から見て、直線の線路に乗っている前2両の側面は見えず、右カーブに乗っている後ろの1両だけ側面が見えるという感じでしょうか。

実は、更に偶然が重なっていて、洞門の入口部分が若干右に傾いていることにより、庇のラインが奥に見える部分と合致してしまったがために、遠近法を錯覚させる作用が働いているように思われます(写真が若干不鮮明なのも助けになっているでしょう)。


  [No.5117] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:こーじ   投稿日:2010/07/29(Thu) 22:18:48

なるほど! みなさんのコメントを読むと、めちゃくちゃ説得力ありますね。私も見習わなくては… まぁ、この件はヨッキ氏からコメントがないということが、正解を示していそうな気がしますが(笑)

現在はない流出した洞門は、実は手前に移動してならべられていたとか、ちょっとロマンかなぁと思ったんですが(笑)


  [No.5113] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:mh   投稿日:2010/07/27(Tue) 12:22:58
Re: 北小谷の当時と現在 (画像サイズ: 489×489 86kB)

こんな解釈はどうでしょう。

やはり撮影位置の問題で、
手前の(1〜数スパンの)洞門をほぼ正面から撮影したため、
重なってごく短くみえているだけだと推測します。

後背の地形から見ても位置関係はずれていませんし、
(はげた山肌と直下のコブ、その下の洞門)
(一番手前の谷と一番手前の洞門)etc
ほぼ同一の状態と思うのです。

いかがでしょうか。


  [No.5116] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:チャイ   投稿日:2010/07/29(Thu) 13:58:43

mhさん、とても判り易い解説をありがとうございます。

 写真(6)と写真(2)は同じアングルで撮られている事に気が付きました。倒壊前の下寺洞門坑口が写っている写真(2)でも下寺洞門が短く見えますね。すっきりしました、ありがとうございました。


  [No.5118] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:@∀@   投稿日:2010/07/29(Thu) 22:10:09

ヨッキれんさんが撮影された画像よりも
『7.11 北小谷豪雨災害記録誌』に掲載の写真に近いアングルの画像が、
他所のブログ(http://ameblo.jp/roadjapan/)にありました。
(ブログ主は『廃道を行く2』の共同執筆者だそうで、ヨッキレンさんと縁がありますね)
http://stat001.ameba.jp/user_images/20090328/22/roadjapan/73/52/j ..... 225721.jpg

そしてさらに他所のページ(http://yanagi879.donburako.com/)に、
上の画像とヨッキれん画像の間を埋めるものが2枚。
http://yanagi879.donburako.com/syasin/otari1.jpg
http://yanagi879.donburako.com/syasin/otari5.jpg

ヨッキれんさんは「ほぼ同アングルの写真だ。」と言いい切っちゃってますが、
これをほぼ同アングルと言うのは無理があるんではないかな、と。


  [No.5119] Re: 北小谷の当時と現在 投稿者:@∀@   投稿日:2010/07/30(Fri) 19:18:14