手作りといえば聞こえがいいが、記事にあるとおり違法工作物なわけで。
それでも、国土地理院のweb地図にもしっかり載っているところが微笑ましいと思いました。
さらに、この橋専用のwebサイトまであるから、その愛されっぷりが伺えます。

この橋の歴史は古く、どうもこの橋を通る道が旧旧陣場街道だったようです。
橋北側にある寶生寺との関係でそういうルートだったのかと想像します。

で、この道を「旧旧」とつづったのは、現行の陣場街道のほうに面白いバス停があってのことで。
橋から南東にでると今の陣場街道にでますが、そこに「切通し」という名のバス停があります。
どこが切通しかは地図を見れば一発ですが、そこは現行ルートではなく、また今も舗装されていないようです。
わざわざ切通しを作ったってことは用があってのことだから、ここが旧街道だったと思います。

ではなぜ、切通しを作ったか。これは推測でしかないのですが、先の流されることが前提の橋のこともあるし、
この辺りは水害が多かったそうで、そのため少しでも高い位置に道を設けたのかと考えます。