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ヨッキ殿
何時も楽しく拝見させていただいております。ありがとう。
さて、旧柴崎橋左岸の「傾斜」ですが、いろいろな理由により、私は元々傾斜していなかった説を採ります。
1、橋脚上で、勾配を変化させることは、まずあり得ません。
第一の理由は道路の根本的構造です。道路の縦断勾配の変化点が直線だと、車両はジャンプしてしまいますし、歩行者はつまずく恐れがあります。そこで縦断緩和曲線(バーチカル)を導入し、直線同士での勾配変化を緩和します。ところが橋脚上では緩和しようがありません。勾配が変化している橋もありますが、橋脚上でピンポイントに変化してる橋はまずありません。このほぼ平らな橋の場合、勾配の変化をつけるとすれば、橋の前後の土工区間です。
また、構造的にも、橋脚上で勾配を変化させると、桁同士の間隔が不均一になってしまい、色々な不都合が生じるため、わざわざ橋脚上で変化させる意味がありませんし、ヨッキさん自身もそんな橋を見たことが無いのではないでしょうか?
2、沈下橋以外、河川断面内で橋梁が高水敷に降りることもまずありえません。
トラス橋床版部分の高さが、当時の計画高水位以上の高さ、つまり堤防の高さ以上だと思われます。せっかく中央部分で余裕をもって河川を横断しているのに、それを過ぎたとたん、高水敷まで降りる理由がありません。ちょっと川が増水すれば即役立たずです。つまり、左岸側は木橋で同じ様な高さのまま、築堤を越えていた、と考えるのが自然ではないかと思いますが、いかがでしょう。
と、一土木屋が考察してみました。
最も、ヨッキさんの考える橋だったとしたら、それはそれで歴史に残る面白い橋だと思います。
昔の写真を是非見てみたいですね。