以前に蜀の都成都から西安まで蜀の桟道の跡を列車の窓から見る旅をしたことがあります。
実際に残っているのは、峡谷(といってもかなり広いですが)の崖に点々と残る材木を突っ込んだほぞ穴の跡だけですが、それでもかなりの部分が残っています。かつては材木の上に板を渡し、さらに屋根をかけていたそうですからかなりの大規模なものだったんでしょうね。
ちなみにこの汽車旅は明るいうちに参道跡を通過するため、西安到着は深夜になってしまいました。
それから一月くらい後に東京の女子大の先生が学生連れてバスで廃道ツアーを企画し、その途中バスが川に転落して学生さんが亡くなるという痛ましい事故がありました。