初めまして。
いまさら（？）ですが，上北鉱山田代隧道の記事を読みました。
誤解されているようですので，失礼ながら指摘させてください。

硫酸は強酸性です。
したがって，自転車の金属部分がこれに触れると腐食する可能性があります。
でも直ちに溶けるということではないので，そのあと洗えば大丈夫ですが。

そして，問題はこちらなのですが，
メタンガス，一酸化炭素は，空気よりも軽いガスです。
ですから，これらのガスが発生しているところでは，むしろ低い姿勢を取った方がよいです。
一酸化炭素は無臭でかなりヤバイです。
メタンはそれ自体毒性は強くないと思われますが，酸欠の危険につながるのはご指摘の通りです。
隧道内で発生しそうなガスで空気よりも重いのは硫化水素ガス（温泉の臭いガス）ですが。これは匂いですぐに分かると思います。こいつはかなり危険です。

以上，参考になればと思い，書かせていただきました。

なるほど勉強になります化学者さん。
ありがとうございます。
折を見てレポートの本文も修正しておきます。

…しかし、本当に危なかったかも知れないんだな自分…。
こわいこわい。

も硫化水素ガスのような臭いがわずかに漂ってましたね。
閉塞隧道ではないとはいえ危ないかもしれません。
最初は余裕でしたが網代側の黄金様地帯で泥に嵌るわ、
悪臭が漂うわで泣きそうになりました。

あと、例の横坑は列車の通過により、
むこうのトンネルの空気が押されて流れてきます。
ブワーッとエアコンのような音がして激しく流れ込んできたので、
やはり新線につながっていると思います。