橋梁架設工事に伴う桁送りヤードです。この現場は「手延式送り出し工法」といい、すでに設置された橋脚に向かって、橋台側から手延機という鋼鉄のアームを先に付けた桁をレールに乗せ、徐々に送り出していき、橋台に設置します。次のスパンは設置した桁の上にレールを設置し、これを繰り返すことで全ての桁を設置します。川幅が広い場合や、深い谷をまたぐ場合でクレーン車が横付けできない場合によく用いられます。