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[No.2511] 丹生といえば 投稿者:高橋ま  投稿日:2008/09/26(Fri) 16:17:53

 「国道158号旧道 水殿ダム〜奈川渡ダム 第5回」に、「丹生とは、陶器の材料となるような粘土」とありますが、ふつう丹生といえば辰砂、硫化水銀のことで、古代から呪術に用いられた赤色のもとではないでしょうか。それとも、これは同じもののことなのかな。
 もひとつ。せっかくの「安曇村の廃道たち 目次」が放置されていますが……。


[No.2512] Re: 丹生といえば 投稿者:でんでん  《URL》   投稿日:2008/09/27(Sat) 18:44:35

>ふつう丹生といえば辰砂、硫化水銀のことで、古代から呪術に用いられた赤色のもとではないでしょうか。

偶然にも私も昨日、レポートのコメント欄から同様の指摘をしました。

Wikipediaの「辰砂」の項には、次のようにあります。
>陶芸で用いられる辰砂釉は、この辰砂と同じく美しい赤色を発色する
>釉薬だが、水銀ではなく銅を含んだ釉薬を用い、還元焼成したもので
>ある。

つまり、「丹生とは、陶器の材料となるような粘土」というのは正しくない
ように思います。ま、レポートの本筋とは関係のないことなので、あえて訂正
する必要もないとは思いますけど。

細かいなと思いつつ、ご指摘まで。