「国道158号旧道 水殿ダム〜奈川渡ダム 第5回」に、「丹生とは、陶器の材料となるような粘土」とありますが、ふつう丹生といえば辰砂、硫化水銀のことで、古代から呪術に用いられた赤色のもとではないでしょうか。それとも、これは同じもののことなのかな。 もひとつ。せっかくの「安曇村の廃道たち 目次」が放置されていますが……。
>ふつう丹生といえば辰砂、硫化水銀のことで、古代から呪術に用いられた赤色のもとではないでしょうか。偶然にも私も昨日、レポートのコメント欄から同様の指摘をしました。Wikipediaの「辰砂」の項には、次のようにあります。>陶芸で用いられる辰砂釉は、この辰砂と同じく美しい赤色を発色する>釉薬だが、水銀ではなく銅を含んだ釉薬を用い、還元焼成したもので>ある。つまり、「丹生とは、陶器の材料となるような粘土」というのは正しくないように思います。ま、レポートの本筋とは関係のないことなので、あえて訂正する必要もないとは思いますけど。細かいなと思いつつ、ご指摘まで。