楽しく読ませていただいています。
ところでこの時期旅番組や情報番組を見ていると時々箱根仙石原のすすき草原が出てきますが、すすき草原の中を一直線に延びるいまやすすきに埋もれかけた道が見えますがあの道は一体なんでしょう。
道の真中はすすきに埋もれていますが、道の両端はすすきが生えてなく、その幅からすると二車線はとれそうな幅に見えます。
国土地理院の地形図を見ますと仙石原から台が岳の北東側を巻いて大涌谷近くで県道にぶつかる点線（建設中？）の道が書いてありますが、未成の観光道路でしょうか？

http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/76/ccb-76-19/c4c/ccb-76-19_c4c_10.jpg

昭和51年度版の地図だと抜けているように見えます。
あの場所そのものは街区の造成地跡なんじゃないでしょうか？

この道は、コクド(国土)(現：プリンスホテル)が60年代に計画して、作ったものです。開通年度と実際に車が通ったのかは私には分かりません。ちなみに台ヶ岳道路といいます。
仙石原の別荘地帯は、箱根土地(コクドの前身)が開発したもので、また、プリンス通りに面しては、ホテル大箱根、仙石原プリンスホテル(現：日産の研修センター)があります。
この仙石原と、早雲山もしくは強羅(西武系ホテルor旅館を作る計画があったのかな？)とを結ぶための道路らしいのですが。。。台ヶ岳道路は、箱根町の方針で廃道化を進めています。(検索すれば見つかります)。その昔、西武系、小田急系、東急系と争っていたなごりかもしれませんね。。。今でも昔より関係は良いですけど微妙な仲です。。。たとえば、芦ノ湖の観光船とか。
以上、神奈川県民でした。

仙石原、本日行ってきました。
ススキ原の訪問が目的だったので突っ込んだ廃道探索はしなかったのですが、確かに２車線幅ありますね。ただ、構造物は両側の擁壁のみで舗装の痕跡はなく、ススキ野原の区間は中央に大きなクレバスが出来上がり、またその先は完全に森に還っていました。現状を見る限り、未成道路だったのではないかと思うのですが・・・。
意図的な廃道化は平行して県道７３３号線が通っているため致し方ないでしょうね。いまさらこんな所を開通させてもメリットはないどころか、観光資源が減るだけでしょうから。

写真をうちのブログの２１日分に何点か載せてありますので宜しかったらご覧ください。

返信ありがとうございます。

私も先日の日曜に家族旅行で箱根に行った際に見てきました。
入り口入ってすぐの所に小さな橋が架かっているのでこれで道幅がわかりますね。だいたい６〜７メートルでしょうか。
仙石原別荘地などと共に西武グループが開発したとのことですが、やっぱり仙石原と箱根最大の観光地になる大涌谷を最短距離で結ぼうとしたんでしょうか。