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[No.2593] 釜トンネル余談 投稿者:くに  投稿日:2008/10/23(Thu) 00:52:04

少し前まで観光バスの運転手をしておりました。

旧釜トンネル時代には、普通の観光バス(ハイデッカー車・全長12m、全高3.3m弱)より少し短く、少し低い、通称「上高地デッカー」と呼ばれる車両が、上高地方面へ運行されていました。なお、旧釜トンネルの末期には普通のハイデッカー車も通過していたようです。

旧釜トンネルは、1度停止してしまうと1速ギヤ(=大型車の1速は急坂での発進にしか使わない)でも発進に失敗する急坂のほか、バスの走行ラインが悪いと非常口の上あたりの屋根に穴が開く「魔のカーブ」があったそうなのですが、今回のレポートを見る限り、「魔のカーブ」は釜上トンネル開通による廃止区間にはそのような箇所がないので、どうも分岐部分がその箇所だったのか?と感じました。

ちなみに、私がいた会社は、上高地仕様の車両の保有がなく、旧釜トンネルの通行を自主規制していた会社なので、釜上トンネル開通以降の状況しかわかりません・・・。