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[No.2646] 森吉林鉄についての質問 投稿者:一条  投稿日:2008/11/17(Mon) 16:30:19

ヨッキさん、遅ればせながら2冊の本を楽しく読ませていただいています。
森吉林鉄の頁を見ていて気になったことがあるのですが、97年に三号橋梁は撤去されたとの事ですが、どのような手段で撤去されたのか非常に気になります。当時はまだ隧道は水没などがなかったのでしょうか? それとも工事用に森を切り開くなどしたのでしょうか? 海であればクレーン船なども使えそうですが、船を持ち込むのも地形的に難しそうですし。
分かる範囲で(推測でもかまいません)お答えいただけないでしょうか。


[No.2649] Re: 森吉林鉄についての質問 投稿者:ヨッキれん  投稿日:2008/11/17(Mon) 19:30:57

同じことを私も疑問に思いました。
それで、当時の工事資料を求めて役場を巡ったりもしたのですが、結局答えは分かりません。
ただ、現地に鉄パイプ製の桟橋があったり、陸上には一切運び出しの経路がない。また、ヘリが低空を飛行できる地形ではないことから、外から運び込まれた艀のようなものを用いて作業が行われたと考えられます。
工事は平成9年の雪期に行われており、一般で目撃した方がおそらくいないだろうというのも、工事が謎に包まれている原因ですね。

今後も諦めずにあの橋の(廃材の)行方を追っていきたいと思っています。
何か情報をお持ちの方がおられましたら、是非教えてください。


[No.2653] Re: 森吉林鉄についての質問 投稿者:ちぃ  投稿日:2008/11/18(Tue) 01:49:39

あくまでもおいらの予測なんですが、森吉第5次探索その4にある
「拾った伝票」から色々追ってみました。

まず伝票にあるテザックという会社、これは大阪にあるワイヤーロープの会社です。
そして伝票の記載事項を見ると
6×19FC 長さ1000mで重さが364Kgとあります。
これを以下の規格表で見ると・・
http://www.swage.co.jp/product/wire/stenress2.pdf

この工事で納入されたワイヤーロープは径10mm、破断過重が約4tという比較的強靱な物になります
そんなワイヤーロープを1Kmもの長さで使うとなると・・

ブツは両岸より数本に分けたワイヤーとウィンチによって湖面に下ろされ
艀上で解体、あとは陸路で搬送した物ではないかと思います。